最近買った本

勉強のモチベ維持になるといいかなと思って、「独学大全」を買いました。AmazonKindle版は持っていたのですが辞書的な本なので、検索性に乏しく。

 

それと、志賀国際の「電気系特許明細書の書き方 改訂版」も買いました。改訂版が出ていることはつい最近まで知らなかったのです。前の版は持っていたのですがAI関連で加筆があったとのこと。

クレームドラフティングの本だと、葛西泰二「特許出願のクレーム作成マニュアル」が一番有名ですかね?知り合いの技術者で持っている方は多かったです。

クレームドラフト関係の本は仕事道具なので何冊も持っています。米国クレームとの関連を記載したものも持っています。

 

ただ、本は何冊も持っているものの私自身はクレームドラフティングに関しては前職の事務所での所内マニュアル(所外秘だったので内容の詳細は書けませんが)と、OJTでの指導とに依るものが大きいですかね。中間処理は何百件かやったのですがクレームドラフトに関しては永遠に修行中なので、お客様の案件に取り組みながら毎日磨きをかけて…ということをしているつもりではいますが。

やりたい勉強

とりあえず技術・法律・英語の勉強をしたいなと思っています。

 

技術に関しては、担当顧客の技術内容(技報やデータシート)を読むのとともに、昔専門だった数理物理周りの錆びついている知識を少し活性化させるような内容を読めたらと思っていますし、法律は知財以外の六法をもっと学んでいきたいと考えておりますし、英語はTOEICは数年前、一段落いくところまで学習できたので、単語力を強化して英検の勉強をしたいな、などと。

TOEICは900のスコアでも9000ワード程度の知識があれば到達可能と言われていますし、英単語は他の勉強で担保しなければならないかなと。TOEIC以外だと英検準一級や一級の勉強をしていくがいいのかな…とは思っていますが…

 

知っている方で放送大学に通って勉強している方がいて、オンライン英会話等でも勉強しているようですが、そういうのもいいかもしれませんね。私は業務でも日英・英日の翻訳や翻訳チェック経験があり、読み書きはある程度出来るのですが、会話力は我ながら不十分だと思っており、単語力も不十分だと思っています。

 

やりたいことは色々あるのですが、元々平日の業務が残業が多く遅い帰宅となる日も多いので、時間管理・モチベーション維持が中々難しいですね

判例・裁判例

普段、業務をしているときには、直接的に判例・裁判例の知識が役に立つことはやや少なく、実際には法律自体より審査基準の知識の方が役に立つことも多い気はしています。

 

実務にも影響のあった裁判例としては、プロダクトバイプロセスクレームに関わる裁判例(プラバスタチンナトリウム事件)がありましたが、その後、審査基準の改定がされてからは、判断がどうされるかの目安も見えてきたのではないかとの話も聞きます。

とはいえ、あまり自分自身の担当案件でその関係の拒絶理由を多く受けたことはないので、今どうであるかについて、そこまではっきりしたことも言えませんが…

 

プロダクトバイプロセスクレームの後の最高裁判例として気になったものでは均等論(マキサカルシトール事件)に関わるものや特102条に関わるもの(美顔器事件、二酸化炭素含有組成物事件)等はインパクトは強かったですが、出願・中間系の業務を行う限りにおいては、直接的に業務のやり方に大きな影響を与える裁判例というのはあまり多くはない気もしています。

 

それにしても、資格試験の勉強をするならば規範を定立した、過去問に出ている知財判例等はキャッチアップしやすいですが、実際に実務を意識した内容だと中々キャッチアップするのも大変だなという気もしています。

大手の特許事務所の裁判例の解説ページ等を読んだり、周りの人が噂しているのを聞いて重要そうなものをチェックしたりしますが、それでキャッチアップできるかというと中々容易でもないですね。

侵害訴訟で大きな事件があるとニュースになっていたりしてそういうのもチラホラと見はするのですが、規範定立をしているもので、実務に影響のある形でないとどこまで読んだものかというところも思うものです。

 

弁理士試験の受験機関が長期休暇に集中講義で裁判例をまとめた講義をしたりもすると思うのですが、規範を定立した重要なものを扱っているという意味では重要かもしれませんが、実務への影響のある裁判例をピックアップというと試験に出る裁判例とも必ずしも一致しないところもありますし。

 

暫定的な結論としては、私見では、実務者がある程度早い段階でキャッチアップしていくには、弁理士クラブが発行している「判例70選」あたりを読んでいくのがよいのかなとは思っているところではあります。

 

初日

都内で知財(主に特許)の仕事をしています。

 

担当案件の技術のキャッチアップ等どうしても勉強は続けないといけないような仕事であり、一方で法律(国内法・外国法・知財判例)や英語等の勉強等もしなければならないと思います。

 

主に法律や英語等の勉強のモチベーション維持のためにブログを作りました。技術の勉強もしてはいますが、そちらは担当案件の秘密保持にも絡むのであまり書けないかもしれません。

 

また、SNS自体があまり得意な方ではないので続くかわかりませんが…

とりあえずといったところでしょうか